約3年にわたる地方生活の思い出
引っ越しがようやく終了しました……
何を隠そう私は転勤族。30代で退職をして定住する野望を秘めていますが、それはそれとして今は企業様の声ひとつで全国の拠点に飛ばされる運命にあります。家のローンを組む組まないに関わらず……
今般、転居を伴う異動が予定されておりまして、ようやく新天地に足を運んだところでございます。
さて、この道東と呼ばれる地域に居住して早3年、さまざまな思い出が呼び起こされます。湯船に浸かって浴室に漂う湯気を見てるとついついノスタルジックになる私の悪癖ですね。
せっかくなので、何かの機会に道東に来ていただけるよう、少し私の思い出をご紹介させていただきたく存じます。
1.屈斜路湖 古丹温泉(くっしゃろこ こたんおんせん)
北海道弟子屈町(てしかがちょう)という地域は人口7,000人に満たない町ですが、いくつもの魅力的な資源を備えた地域です。
泉質は草津温泉を上回ると言われる湯治向きの強酸性を持つ川湯温泉、
その源となる硫黄山、
酪農肉牛そばマンゴーなどの天下の農作物……
こんな錚々たるメンツの中、私のトップに君臨するのが冬の早朝の古丹温泉です。
日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖は、湖畔に多くの温泉を備えています。
その中でもこの冬の早朝にきて入る古丹温泉の何と素晴らしきことか!
写真をご覧いただいてわかる通り、真ん中の石で仕切られた男湯と女湯……(石の仕切りは奥まで届いておらず、実質混浴)
目隠しとしては心許ない柵……
ちょっと人のいるところでは入りにくい温泉かもしれません。
しかし、早朝に来るとさすがに観光客もいません。
湖水の暖かさから眼前で入浴している白鳥も、
目が醒めるような美しい冬の朝も、
外気で冷え切った身体を温める源泉掛け流しも、
全て独り占めできます!!
あの清少納言が枕草子で「冬はつとめて」という文章を書こうと思ったのは、冬の早朝の屈斜路湖を見たからというのはあまりにも有名。
私にとって北海道の冬の早朝のすばらしさを生涯で1番実感する瞬間が、この古丹温泉でした。
2.野付半島(のつけはんとう)
標津町(しべつちょう)、別海町(べつかいちょう)にかかる日本最大の砂嘴、野付半島にも魅力がいっぱいで最高です!!
有名なのは海水に浸食されて立ち枯れているトドワラだと思います。終末感漂うこの世の果て感は本当に幻想的で素敵だと思います。
そんな中でも特に魅力的なのが冬の野付半島です!!
冬の野付半島の何が素晴らしいって、内側にしっかり氷を張るので、見渡す限り氷しかない「氷平線」の上を歩けることです!!!
前述のトドワラに関しても、夏には遠くから見ることしかできないわけですが、冬には間近で観察することもできます!!
私の個人的な楽しみ方としては、ワカサギ釣りのような感じで、氷に穴を開けてコマイ釣りを行うことですが、それ以外にも楽しみ方が無限にある最強スポットなので、アクセスの悪さを上回って余りある魅力を享受できました!!
3.知床
言わずと知れた世界自然遺産知床。自然を楽しめるアクティビティも充実していますし、ガイドも施設も整っていて、北海道有数の観光名所です。
そこで特に私が好きだったのは、流氷浴です。一般的には流氷ウォークという名称で実施されることが多いですが、早い話が冬に流氷の上を歩けるというアクティビティです。
ドライスーツを着て、流氷の中をかき分けながら進んだり、飛び移ったり、その手に持ってみたり、景色が映える構図でカメラを構えたり……
無限大の楽しみ方が出来る贅沢な遊びでした!!
また冬に来て遊びたいなあ……
ちなみにこれ以外にも、野湯や絶景の坂、湖などハイクオリティな自然が溢れています。写真を趣味としていないので、実際に見るほどの感動を伝えられないのがもどかしいですが、ぜひ少しでも私の楽しさを共有できれば幸甚です。
4.かまくら&星見
私が以前居住していた最北の政令指定都市は豪雪地帯だったので、幼い頃から幾度となくかまくら作りに励んでいました。
この道東では、北海道の背骨 日高山脈を越えると乾燥した空気が降りてきてしまうため、あまり降雪量は多くないことが特徴です。
秋〜春の空は大変澄んでいて、カラッと晴れることが多いです。
そんな地域で数年に一度の大雪が降った日、半日にわたる雪かきを終えた私と友人の目の前にあったのは大量に積まれており、かつ湿気を含んで加工しやすくなっている雪の山でした。
私のレクチャーのもと、友人と2人でかまくら作りを行いました。
昼から作り始めて完成したのが日没のあと。
その夜、我々が好きなお酒を持ち込み、キャンドルライトに照らされて、互いの仕事ぶりを褒め合いながら飲んだ酒などは、大変良いものでした。
星空の下、かまくらの中でお酒を交わした夜を、私は10年後、20年後にもきっと思い出すのでしょう。
それ以外にも星見に出かける機会が多かったので、同行した友人が撮ってくれた写真をいくつか載せます。
私のわがままで月夜に行くこともあり、天体観測に適していない夜もあったようですが、夜の丘に立って星を眺めたり、月灯りだけで歩く雪道は冒険心を刺激してとても気分が高揚しました!
私はこれから東京勤務になるわけで、こちらにはこちらの楽しみも多そうでワクワクしています。
それと同時にやはり約3年間楽しみ尽くした思い出の地を離れるのは寂しいものです。
いつか残してきた道東での思い出を、ひとつひとつ丁寧に拾っていける日が来るのかな、なんて思いながら、
今日は1人お酒を飲んで、星の代わりに人間と企業の光が満ち満ちているこの夜を楽しもうと思います。
少し早いですが、おやすみなさい。
酒飲みの私が如何にして9月を乗り切ったか
成人を迎えてから5年、今や生粋の酒飲みとして会社員生活を過ごす毎日です。
勤め先から「李下に冠を正さず」と、体調不良の元を呼び込まないよう律する文言が発出されました。
平時は友人や常連仲間と飲むことも多かったですが、公衆衛生上の措置が取られているときには、リスクに気をつけながら、たまに1人でひっそりと飲んでおりました。
(1人飲みの日々、写真はゆりねの天ぷら)
もともと1人飲みを好む性分のため、ストレスを抱え込むことも少なく、それなりに楽しく過ごしておりました。
また、こうした状況も10年後、20年後には懐かしく思うのかなあとのんびり考えておりました。
しかし、8月下旬、慢性的に残業が発生してしまう会社員にとって、大変厳しい制限が課されてしまいました。
「飲食店に対して19時以降酒類提供禁止、20時閉店要請」
飲めない。
日本全国同じ悩みを抱えた酒飲みは多いでしょう。特に体調不良者が多いわけではないけど、行政区分の関係上こうした制限の対象地域に該当してしまっている生活圏の方々は、辛い気持ちが大きいでしょう。
ただこればかりは、各所が度重なる調整と検討の結果でしょう。当然各所は弊社よりも長時間、あらゆる負担に耐えながら働いてくれているわけですから、そのご苦労を推し量ると私情であれこれ言うのは憚られます。同制限は所与のものとして受け入れ、私は私の幸福度を最大化するために考えます。
贔屓の店は開店20時。無理。
まあ全くもって飲まないというわけではないので、会社近くで一杯引っ掛けたり、自宅で飲んだりはしましたが、やはり贔屓の店に行きたい。
店主や常連仲間の顔を見て安心したい。たわいもない話をしながら、目の前の料理や酒の味を褒め称えたい。
そうした欲求が強くなると同時に、1人で考える時間が増えたことで、別の思いが強くなってきました。
こうした悩みは全て、ゆかりのない地域に配属された独り身が築き上げたコミュニティに依存しているから。楽しみの一つとしては悪くないが、過度な依存は健康だけでなく、こうした状況に弱い。
一念発起し、高校時代もしくは金のない大学時代に好きだったことへ割く時間に仕向けてみました。昨年から在宅時間長期化でややウエイトは増えていましたが、また改めて。
社会人になってからペースが鈍化していた読書、
今まで同じ噺家、しかも古典ばかり見ていた落語、実は出席率が下がっていた陶芸サークル、
2年地上住んでて未だに数件しか行ってないカフェ、
釣りか山菜採りしかしてなかった遠出、
仕事に直接関連しない趣味の勉強、
平日昼間に何の意味もなく散歩して、普段の生活と違う街を観察したりもしました。
気づいたことを簡単にメモにまとめて読み返してみると、なるほど、こんなに多くの楽しみが私の周りにはたくさんあったのに、「酒飲み」が制限されてしまったばっかりに、意識が過度に集中してしまっていたのかと思いました。
久しぶりにお酒を飲んだ金曜日。久しぶりに顔を合わせる常連仲間と飲むと、雑多な経験が増えた分、相手の話をより楽しめるようになっている気がします。
確実に以前よりも話な弾み、相手の話を面白く感じ、自分の興味の増大を感じました。これは単純な繰越効果ではなく、琴線に触れやすくなっているんだと思います。
趣味の消費時間構成比で圧倒的シェアを占めていた「酒飲み」はウエイトを少し下げ、他の趣味に触れる時間が増えました。
ただ、趣味の質構成比では極端に下がったわけではありません。他の趣味との相互作用で、以前より楽しめるようになってきたと感じています。
表題の「酒飲みの私が如何にして9月を乗り切ったか」に対する答えは「他の趣味を楽しむ」という石を投げれば当たるようなありふれたものでした。
ただ、実体験を伴う知識は、今後の私をより良くするのだろうと感じ、改めてブログに書き起こしました。
8月までよりも、10月に入ってから常連仲間と飲む酒の方が美味しい。こんなに素晴らしいことはありません。
あとは、未だに制限がかかっているもう一つの大きな趣味である「バスケットボール」サークルの練習が再開されれば、21年度上期の私よりも、もっともっと楽しい人生が過ごせるような気がしています。
下期から、また明るく頑張りたいと思います。
制限が緩和されたお酒をほどほどに楽しみながら。
今年残り3ヶ月、皆さまに健康と、僅かばかりでも幸せがありますように。
寝不足。
寝不足です。
もう2ヶ月以上経ってしまいましたが、ちょっと辛い出来事がありまして最近寝付きが悪くなってしまいました。
正直全く眠れず完徹で仕事に行くこともちらほら。確実に体を蝕んでいる気がします。
しかしながら最近、若干ではありますが改善されつつあります。
高校時代からの部活仲間に経緯と健康相談をしたところ、素敵なアドバイスをいただきました。
「寝られない時は無理に寝ない、でも朝は起きる。それを続けてればいつか体内時計が整って寝られるようになるから、ちょっと朝起きるのを頑張ろう」
夜寝られないのに朝早く起きたら睡眠時間純減でより体に悪いのでは?とも思いましたが、
体内時計の変調は事実だったのでとりあえずできる限り早起きしてみようかなーと思ったところに、
「もし早起き苦手ならモーニングコール&寝覚めのために朝15分間オンラインミーティングで喋ろうよ、頭使えば目が覚めるよ」
こんな素敵な申し出をいただいたので、毎朝たくさん話して頑張って起きてます。
彼の専攻学問の知識や私の仕事で得た知識の共有、最近読んだ本、彼の研究状況、恋愛相談や家族のこと、学生時代のこと……毎日15分間だけのお喋りタイムなので長々とはせずに、もっと話したいことは明日に持ち越してまた1日頑張ろうねとzoomを切る。
素敵な1日の始まりです。
まあたまにどちらかは寝坊してしまう日もありますが、それはご愛嬌。
こうして少しずつ寝付きが良くなり、体の調子がようやく戻りつつある今日この頃です。
今朝は目覚めが早かったので、オンラインミーティング前にランニングをしてきます。
また今日も楽しい話ができるのが嬉しいです。
「本当はこれ彼女とか好きな人とやるとより効果的なんだけど……佐倉河にはいないしね……」
そうだけどそんなはっきり言わなくていいじゃん!!でもありがとう!!!!
本当に心から助かってる。
また今日も宜しく頼むよ。
中学の友人と星を見る
「今日の夜空いてる?」
お酒の好きな私と、やや好きな友人が会う時のパターンは基本いつも同じ。
①私の家でお酒を飲む
②宿泊する
③翌日回転寿司を食べに行く
④スーパー銭湯に行く
どれかが欠けることはあるが、我々にとって最もコスパの良い時間の過ごし方である。
今回は①〜④のフルコースでがっつり語り合った週末でした。
北海道の農業、僻地の製造業が直面している課題、輪作体系のいろは、コロナ感染が落ち着いている当地の個人消費の現状、仕事の愚痴……
ひと通り語り合った後、すこぶるお酒の入った友人が口にしました。
「結婚のために仕事を辞めようと思ってた」
「過去形なんだね」
「続けるよ、4月から札幌だわ。君が言ったからだよ、『辞める気ならダメ元で札幌に配置転換希望してみたら』って。
なんか周りに申し訳なくて、ズルしてるみたいで嫌だったけど、言ってみるもんだねぇ、ありがとう」
私は前回相談された時にちょっと、
「経営企画側からしたら、人手不足の状況でせっかくの若手を手放すよりは配置転換の方が良いと思うかもよ」
ってかるーく言っただけなんだ。
君は、経営側がその判断をするほど優秀だっただけで、私の発言はそこまで素晴らしくないんだ。
きっと何も言わずに「転職したい」って言っても、会社は理由を聞いて配置転換を提案してくれたと思うよ。
今までの君の努力が君の人生をいい方向に導いているね。
例えばこんな時、気障を気取ってこう言ったら、さすがにかっこつけすぎと言われると断言できる。
なぜなら彼に話した時に、それはさすがにかっこつけすぎでしょwwwと楽しそうなコメントがあったからである。
感謝の気持ちとして、7個入りの牡蠣のうち4個を食べる権利を得た。とても美味しい。
結婚したらあれをしたい。この趣味は続けたいよね。子供とキャッチボールは夢だね。お互いの子供同士で仲良くなれたら、こんな素敵なことはないね。
片方にその予定が全くないことをよそに、随分と盛り上がった深夜0時。
君は結婚のために転職を決め、地元に戻るという。素敵なことだ。私は今の居住地に友人が1人いなくなる寂しさと、果敢な行動力の結果を祝いたい気持ちでないまぜになっている。
最後にお酒を買い足すために散歩して、2人で上を向いた。
星がとても多い。高校生の頃見に行った、ペルセウス座流星群が極大の夜よりもずっと。
地元の人口の1/10以下しかない街の空だから当然だ。
「めっちゃ綺麗だけど、札幌にいた時ほどワクワクしないね」
地元に戻ったらまた会おう。
私たちの「また会おう」は絶対にまた会える。こんな心強い言葉はない。
いつかまた地元で、私たちしか知らない秘密の場所で流星群を見よう。
ワクワクしなかったのは年齢のせいなのか、
秘密の場所じゃないせいなのか、
去りゆく土地から見るからなのか。
それを確かめにまた行こう。私たちはまた会える。
また明日から頑張ろう、こんな楽しい夜はないね。
飲み屋で最悪な絡み方された。
昨晩、最悪な絡み方されました。
私はなんの取り柄もなく、楽しみの少ない人間ですが、数少ない趣味のひとつに1人飲み歩きがあります。
コロナ禍の中、長らくできていませんでしたが、私の居住地では感染拡大も落ち着き、大きな被害を受けた飲食店を中心に消費拡大を促進する動きが広まっています。
地方自治体による高クーポンの商品券も発行されはじめ、歓楽街は徐々に賑わいを戻し始めていました。
昨晩、以前のように1人でふらっと飲み屋に入ると、横に60代3人組が腰掛け、どちらからともなく話が盛り上がりました。
どうも、年齢層が高くディープな飲み屋にいる、1人24歳の私が珍しかったようで、話しているうちにたいそう気に入っていただけたようでした。
話の流れで職業も聞かれたのですが、私は飲み屋で所属を明かさないタイプの人間なので、
「あいにく私の会社、飲みに行くなよ〜みたいな雰囲気を出すおばさまが多く、ばれると面倒なので所属は秘密にさせてください」
このようにいうと、「あんちゃんも大変なんだなお堅いところか?まあいいよいいよ!詳しく聞かん!楽しく飲もうや!」
と私の話を尊重していただけました。
(ちなみに飲みに出ることは、3月ごろ禁止されていたものの、既に解禁令が出ています。一部のおばさんだけが飲みに行くことに関して不服のご様子)
「あんちゃん、次の店行かない?この辺の美味しい食べ物多いし、別の飲み屋いって出前しようぜ」
2軒目にはスナックに連れて行っていただきました。私はまあよく足を運ぶので、年代を合わせつつ楽しく歌ったり、出前で持ってきていただいた海産物や蕎麦をいただいていました。
ー ああ、コロナで嫌な期間はあったけど、今はたいへん楽しい。やっぱりいいなこういう田舎町。
そんな気持ちでいっぱいだった矢先、最悪の絡み方が始まるのでした。
2軒目で飲んでる最中、飲み友達に私を紹介したい、ということで続々とおじいさまおばあさまがいらっしゃいました。総勢10人。
その最後に来たおじいさま、私の歌った渥美二郎*1を気に入ってくださったご様子で、
「いいなあんちゃん!どこの会社よ?」
とご質問いただきました。
先ほどのように解説しようとしたところ、1軒目で出会った方が私の代わりに返答してくださいました。
「あー○○さん悪い!このあんちゃん、会社で飲み行くの良くないって言われてるから、大きな声で会社言えないんよ!秘密だ秘密!」
その瞬間おじいさま全力ブチギレ!
「会社のルール違反か!」「そもそも若者が飲みに出歩くな!コロナにかかったら大変なのは我々なんだぞ!」「会社のみんな我慢してるのにヘラヘラ出歩いて!」「恥を知れ!」「帰れ!」
と激昂されておりました。
私を連れてきてくださった3人組や、お店の方も援護してくださったのですが、「帰れ!」「恥を知れ!」と荒れが収まる様子もなく、私は謝罪をしながら帰宅せざるを得ませんでした……
退店後、3人組がとてもフォローや慰めの言葉をくださいまして、謝罪までさせてしまいまして、かえって恐縮ではあったのですが、その方々とは連絡先を交換して、次回また飲むということでその日は終わりました。
そうはいっても、数少ない私の楽しみである酒に関して、こういった形で台無しにされてしまったことはあまりに腹立たしく、昨晩は寝られず深酒をしてしまいました。
本日、素敵なラノベ「結婚を前提としたラブコメ」を読むことや、海釣りに出かけることでストレスは消滅しかけたものの、あとひと押しがほしい。
ここはダッツか……?
今日はパフェを自作しました!!!!!!!
使ったアイスはもちろんハーゲンダッツ!!!
下にはシスコーン!!!
チョコベビー!!
生クリームにアポロを乗っけて!!
そしてこれ!スーパーBIGチョコ!!!!!!
完成!!!!!!!!!!!!!!!!!
……うーん……汚い。
不味そう……
めっちゃ美味しい!!!!!!
良かった!見た目は醜悪だけど、味は良い!!!
でもスーパーBIGチョコはいらなかったかも!!!
いろんなことがありますよね。
最高に楽しい1日も、振り返った時に「あの時人生が変わった」と思うような1日も、巻き戻したいような後悔の残る1日も、一刻も早く忘れたいような苦しい1日も。
仕方がないから全ての過去を好きになれるように、月曜日からまた頑張って生きていきましょう。
今日は良い夢を見られますように。
よつ葉乳業信者の私が選ぶ、美味しい商品5選!!
「よつ葉乳業」をご存知ですか?
ご存知でなくても、今回のランキングを見て、量販店等で購入してくだされば、私も美味しい乳製品を共有できて嬉しいです。
金額は昨日私が行った近くの量販店ベースです。
1位「よつ葉十勝軽やかしぼり」/158円(税別)
毎日飲める。コスパ最強の牛乳。北海道なら大体どこでも置いてる凄まじい知名度を誇るスーパーエリート牛乳。
名前の通りウルトラ「軽やか」……
苦手な理由として挙げられる「まとわりつく感じ」がぜんっぜんない。オールクリア。
爽やかな味わい、喉ごし。のどごし生とタイマン張れる。
それでいて物足りなさもない……
コク(?)も自信満々に存在しており、味わいもつよい
「さっぱりは好きだけど、低脂肪牛乳は物足りないな……」っていう状態を完璧にカバーしている……
欠点のなさ、普通を極めた故の頂点。ノーマル四間飛車です。島村卯月です。
2位「産地限定北海道根釧よつ葉牛乳」/258円(税別)
十勝は食の都である。それに偽りは全くないものの、「生乳」の都は実は根釧にある。
根釧(=根室、釧路)は真夏の最高気温が20℃という超冷涼地帯。霧が出るから。農業にとってはマイナスな霧も、熱さが苦手な牛さんにしてみればユートピア。
ユートピア育ちの根釧の牛さんが生産する根釧牛乳なんだから、そりゃ日本最高峰ですよ。
ブランド牛乳でありながら、他のブランド牛乳よりも価格帯は低め……
そのまま飲むのはもちろん旨いが、私のお勧めはホットミルク。優雅で贅沢なひととき。
夜長を過ごすお供として適任です。
3位「よつ葉のバターミルクパンケーキミックス」/500円(税別)
砂糖:北海道産!
小麦粉:北海道産!!
バターミルクパウダー:北海道産!!!
「約束された勝利の粉」、「土日のお昼、家庭の幸せ造出セット」
天使のパンケーキが自宅に突然現れる……
名前とパッケージだけでどれだけの幸福が生まれるかわかる素晴らしさ……
とっておきのおやつタイムを充実させることは、難局を乗り越えるパワーになる!!!
従来人気商品であることに加えて巣ごもり需要もあり、オンラインショップで発売再開&売切を繰り返すイチオシ商品です!!
道内スーパーでは見ますが、内地ではいかがでしょうか……機会があれば購入を検討してみてほしいですね!!
4位「よつ葉バター 加塩」/298円(税別)
日本のバター市場は近い将来、よつ葉バターに独占されるのでは?
そう論じても驚かないほどの風味がある。バターのクセや味わいを増幅しきった一品。
「バター感の強いバター使いたいなあ」というざっくりとしたイメージがあるなら、今すぐよつ葉バターだ。誰も彼の「バター感」には敵わない。
お菓子作りにはもちろん、トーストに乗っけると最強の朝ごはんの出来上がりです。
5位「よつ葉北海道アイスクリーム あずき」/300円くらいな気がする
高級アイスクリームといえばハーゲンダッツ、レディーボーデンが双璧をなすレッドオーシャンです……
しかしそんな中、満を辞して現れた「素材の暴力」十勝ブランド詰め合わせ!!
生乳&小豆!!!!!!
※十勝は小豆の生産量シェアもダントツトップ
十勝を代表する名産!!十勝をスイーツ王国にのし上げた立役者!!!
PULL TOPで人気作を生み出し続けた紺野アスタさんとYowさんのタッグくらい強力です!!!!!!!
こしあん苦手な人もいるでしょうし、万人にお試しあれとは言えないところですね。
参考までに、私のスペシャルな日に食べるようのおやつとしては、ハーゲン、レディーボーデン、よつ葉アイスは常に首位を争う、スペシャル御三家です!
以上です!!
どこかで見かけたら買ってくださいね!!!
あとはよつ葉と道東について少し語ります。
よつ葉乳業について簡単に説明すると、1967年に十勝にて設立された北海道を代表するウルトラ乳業者です。
牛乳、クリーム、バター、アイスクリームなどを製造するメーカーであり、私が毎日飲んでいる「軽やかしぼり」を供給し続けてくださる大恩人です。
しかし、よつ葉の本来の強みは業務用乳製品であり、
平成の大ヒット飲料「カルピス」の発売当初から、よつ葉の脱脂粉乳が原料として使用されていたことは有名ですね!!
※なお、現在はカルピスには使用されていないものの、カルピスソーダなど他の飲料には幅広く使用されている。
そのほか、各飲食店やお菓子屋さんに幅広く利用されており、内地の方も必ず口にしたことがあるといっても過言ではないのです。
そんなよつ葉乳業は設立の地、十勝に超デカい工場を置いてます。多分大仙古墳より大きい。
生乳入れるタンクっぽい銀のやつ、このデカさでこんなにたくさんあるの、もう牛何頭分の乳絞ったのさ。
この十勝主管工場は工場見学も行ってまして、日本の乳業の息吹を感じられる激アツスポットなので必見です。
今はコロナで見学中止してるんで、落ち着いて北海道に旅行して、お金をジャブジャブ落とす道すがら、足を運んでください!!
この極東のトスカーナと呼ばれる十勝、まさに北海道イメージが具現化したような地域です。
食の豊かさは言うに及ばず景観にも秀でており、さらに十勝川温泉温泉は植物性モールという石油の一歩手前みたいな謎泉質を備えています。
温泉は全て好きですが、植物性モール!!めっちゃレア!!!すき!!!!
北海道遺産になるくらいレア!!!!
今でこそ他にもちらほらありますが、元は世界でこことドイツしかなかったってくらいレア!!!
ぬるっぬる!!!是非きてね!!!!!!!!!!!!!!!!
食料自給率1000%をゆうに越す''''フードバレー''''十勝を治めるドン、「令和の上杉鷹山」米沢則寿帯広市長(私の母校OB)の素晴らしきお話についても筆走らせたいところですが、
本日は最強の道東乳業者:よつ葉乳業の魅力について知っていただければ幸甚です。
良い乳製品ライフを!!!
おまけ
①ハーゲンダッツについて
スクリーンショット元は以下のHP
JAはまなか町
https://www.ja-hamanaka.or.jp/milk/
高級アイスの代名詞「ハーゲンダッツ」の原料ってどこの生乳か知っていますか?
実は、日本のハーゲンダッツは""ユートピア""根釧台地の浜中町の生乳が原料なんです。
ここの牛乳は誰もが認める国内最強の美味しさを誇ります。是非道東にいらした際は足を運んでみてください。
コープはまなかでは、浜中町の生乳を利用したソフトクリームが食べられます。
美味しさに爆殺されにきてくださいね!!!
スクリーンショット元は以下のブログ
北海道庁のブログ「超!!旬ほっかいどう」
https://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201709210000/?scid=wi_blg_amp_diary_next
②プライベートブランドについて
よつ葉乳業は多くのプライベートブランドで使われています。
まずはこちら、CGCの北海道バター!!
よく見ると製造者はよつ葉十勝主管工場(よつ葉の最強工場)です!!
美味しさは折り紙付き!是非手にとってみてください!!!
こちらも製造者はよつ葉乳業!!!
パッケージのブランド感は薄いかもしれませんが、味は最強!!
お得に手軽に北海道の恵みを享受しましょう!!!
なお、私は道庁職員(その他関係地域公務員)やよつ葉乳業ほか乳業メーカー、農業従事者とは一切の関連がなく、ただのよつ葉乳業信者の道民であることをここに示します。
おやすみなさい。
湯に浸かった時の表現が乏しくてつらい
お風呂大好きです。
私以外の多くの人間もきっと好き、お風呂。
太古より人は湯を求める。テルマエロマエで見たから間違いない。
行基は草津温泉も湯田中温泉も山中温泉も見つけるし、空海は龍神温泉も杖立温泉も見つける。
ハンガリーも温泉大国だしアイスランドのブルーラグーンに死ぬほど憧れる。
私が住む北海道の東側では、露天温泉が多く、the・秘湯感があってとても良いです。
まだあまり巡りきれてはいませんが、
目の前に湖が広がり白鳥を臨める古丹温泉
世界遺産の知床峠の途中にあり、目の前の原生林と川が美しい熊の湯
ヒグマの生息地の先にあるヌプントムラウシ温泉
(写真は羅臼町の相泊温泉)
それにしても、こんなに温泉は素敵なのに、浸かったときの語彙力が乏しくて非常に悲しくなってきますね。
「生き返る〜」
「気持ちいい〜」
「眺めが最高だね!」
「肌がツルツルになる〜」
このくらいしか言うことないし、言えない。
なんでこんなに表現力がないのだろうか、本当に悲しいです。
こんなに太古から愛され続けているにも関わらず、素敵な表現ができないのだろう。私はなんのために温泉大国、火山大国の日本に生まれ落ちたのだろうか。
温泉にお盆を浮かべて日本酒飲んで、物思いにふけることしか出来ずに終える人生で良いのだろうか。
焦燥感に駆られた私は、青空文庫を読み漁りました。
引き出しがない。
美しさや温泉の素晴らしさの表現について、ストックが足りない。補充しなければ……学ばなければ……
ひとつ、美しい表現に舌を巻いた、素敵な作品を思い出しました。
なぜがオタクに認知度が高い(と勝手に私が思っている)文学作品
この作品に出てくるナオミはファム・ファタールの例として用いられることも多く、PCゲームなどで言及されることが多いような気がします。
その一節がこれです。
一体女の「湯上り姿」と云うものは、―――それの真の美しさは、風呂から上ったばかりの時よりも、十五分なり二十分なり、多少時間を置いてからがいい。風呂に漬かるとどんなに皮膚の綺麗な女でも、一時は肌が茹り過ぎて、指の先などが赤くふやけるものですが、やがて体が適当な温度に冷やされると、始めて蝋が固まったように透き徹って来る。
素敵……
温泉に入った時の表現ではないですが、
湯から上がった時の人の体を美しく表現してて大好きです……
私はこれから湯に入るたびに考えることでしょう、この一節を。
この文章を書いている私はちょうどまさに今、風呂から上がって15分程度です。
今の私の肌は蠟が固まったように透き通っていて、なによりも美しくある瞬間なのだと、心から思っています。
風呂に入った瞬間にとどまらず、美しさや素晴らしさは様々なアプローチで表現することができますね。
生まれ落ちたことを、両親や天に感謝するばかりです。
蠟が固まったように美しい私は、そろそろ寝床に着こうと思います。
繁忙感はありますが、明日は金曜日。なんとか頑張り倒して明日は琥珀に酔いたいですね。
おやすみなさい。