元仮面優等生の青春ゾンビ

元札幌市民 元仮面優等生 今はうだつの上がらぬ社会人

イケメンだと思ってた弟が美少女幼馴染になってた

あけましておめでとうございます。

 

 

私は自他共に認めるブラコンです。

 

私のスマホ、待受が弟である時期が長かったです。

先日、友人に「その状態だと仮に、仮によ?本当にこれは万が一の話ではあるんだけど、仮に彼女ができた時に引かれるよ?」と言われて変えましたが。

 

 

私には弟がいます。

 

非常に顔が良く、スタイルが良く、程よい筋肉の持ち主で、小中高大と常にモテモテの美少年です。

おまけにおしゃれとカラオケが好きで、スポーツも全国大会に何度も出場するようなエリートです。

 

私にとっては自慢の弟であり、とても大好きです。

 

弟も、そんな弟に比べて出来損ないである兄、私を慕ってくれており、非常に仲が良いです。

 

 

 

まあそんな弟の言動のイケメンっぽさったらすごいんですよ。

 

私はおしゃれが苦手で、服に頓着がなかったんですが、弟は私にたくさん優しくアドバイスをしてくれました。

 

それがまたイケメンでイケメンで……

 

ある日、2人で街に服を見に行った時は……

「○○ちゃん(弟は私のことを下の名前+ちゃんづけで呼ぶ)がこれを着ると、今よりずっとかっこよくなると思うんだけど、どう?」

 

 

突然LINEが来たと思えば……

「○○ちゃんにはこんなコートが似合うと思って、写真撮ってみたけど、今度買いに行かない?」

 

 

 

いや、なに私は彼女か?

めっちゃかっこいいじゃないか、誰にでもやってるのかなこういうの。

絶対女の子は誤解するじゃんか。お兄ちゃんは心配です。

 

 

 

 

こんな感じでいつも何かにつけてイケメンだったんですが、私も1人暮らしをはじめ、そういう機会が全くなくなっていました。

 

 

 

 

 

今回、年末年始で帰省した時に、久々に2人で買い物に出かけました。

そんな時ですね、いつものようにイケメンが発揮されるかと思ったら、ちょっとちがってましてね!

 

 

 

弟「○○ちゃん!ちょっと眼鏡屋よってこうよ!」

 

私「えぇ……いや私視力変わってないし……それに眼鏡似合わないから普段使わないし」

 

弟「いや!俺が眼鏡見たいから!付き合って!!」

 

私「それなら構わないけど」

 

 

弟「○○ちゃん!これとかどうかな!?」

 

私「あー、似合ってるね!でも眼鏡持ってるし今は買わなくてもいいんじゃない?」

 

弟「それはそうなんだけどー!まあ○○ちゃんもかけてみなよ!」

 

私「えっ、まあいいけど……どう?」

 

弟「やっぱりだ!!!やっぱりこれ○○ちゃんに似合ってるよ!!!眼鏡似合わないっていうけど全然そんなことない!!!これ凄くいいよ!!俺もこれ好きだから、○○ちゃんが買うなら、お揃いで買っちゃおうかなー!!」

 

 

 

え……いつものイケメン感はどうしたの……?

なんで急に美少女幼馴染感出して、なにこれ絶対デートじゃん……可愛すぎでは?

 

冴えカノの加藤に眼鏡選んでもらってる倫也みたいな感覚になったわ。幼馴染ではないけど。

 

 

 

今回の帰省ではなかなか良い買い物をしましたが、そのうちの一つがお揃いの眼鏡ですね。

同居しているわけではない分、お揃いでも困ることとかないでしょうしね。

 

 

いつまでも弟と仲良くいたいなあ、と心から思った年末年始でした。